フランス人のお休み

ニュージーランドではわりに週末になるとあちこちで開催されてるマーケット。
で、行こう行こうと思いながらなかなか行く機会がなかったフレンチマーケットに行ってきました。

Aucklandにもいくつか有名なマーケットがあって、このParnellのフレンチマーケットもその中のひとつだと思います。
ぼくは南島Nelsonのサタデーマーケットが大好きで、うちのボス曰く「Nelsonのマーケットがおそらくニュージーランドで1番」とのこと。
なのではっきりいって、このフレンチマーケットにはあんまり期待してなかったんですが、これが想像以上に大きく楽しいマーケットでした。

French Market, Parnell


正式には「French Style Farmers Market」という週末の土日だけ開催されるマーケットは、その名の通りフランスの食材が集まるマーケットで、基本的にはParnellにある「Le Cigale」という倉庫を改装してできたような常設のマーケットに週末のみのテント露店が併設してできてるようです。
場所もParnellのメインストリートではなく、ちょっと離れた裏手にあるにもかかわらず結構賑わってました。

各テントやお店からはそれはもうおいしそうな匂いがプンプン。
クレープ、パン、チーズ、一品フレンチとどれを見ても魅力的。
なんてたってあのフランス料理のフランスですからね。

で、見てるとお客さんもわりにフランス人が多い感じ。
しかも家族連れ。
でもここに住んでるフランス人とゆー感じじゃなく、いかにも観光客。

例えばAucklandでは年に一回Japan Dayとゆー日本を紹介するイベントがあるんですが、そこにくるたくさんの日本人の多くはニュージーランドに住んでる日本人で、観光客は少ないです。

去年ニュージーランドでラグビーワールドカップがあった時に、日本対フランス戦を見に行ったんですが、そこでもやはりたくさんの観光できてるフランスサポーターを見ました。

French supporters, North Harbour Stadium


これは年間の有給休暇に関係があるようです。
フランスでは年間の有給が世界でトップクラスの30日。
ある資料によるとしかもその消化率はなんと100%。
そりゃ遠路はるばる家族で来ちゃいますよね。

ちなみに日本はたった11日で、その消化率にいたってはたったの45%。
日数的にはお隣韓国の10日についで少なく、消化率は世界でもっとも低いそうです。

そしてニュージーランドはとゆーと、祝日の11日とは別に年間4週間(20日)と法で決められています。
この4週間というのはPermanent position(日本でゆー正社員雇用)の場合で、例えばワーホリで来て少しバイトする場合はどーかというと、その場合雇用形態はCasual workerとなり、年次有給が計算されず代わりに給与に8%の上乗せが義務付けられてるはずです。
またPermanent positionにはこれ以外にも病欠で5日、忌引きで3日、土日祝日のいわゆる休日出勤は給料の1.5倍支払われ、さらに代休が与えられます。
消化率はこのデータにはありませんが、おそらくはお隣のオーストラリアと同じくらいかもう少し高いんじゃないかと想像します。


しかし30日も休んだら、もう働く気がしませんよねぇ?って別にまとめて取る必要はないんですけど、、、。


参考資料:
有給休暇国際比較調査2011” エクスペディア


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